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2020中日ドラゴンズ打線改革!

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ドラゴンズ戦を見るならDAZN!コスパ最強になりました

DAZNは2020シーズンに大きくパワーアップしました。昨年まで放送が無かった「ヤクルトスワローズの主催試合」も配信が開始します。

これにより、広島主催の試合以外はDAZNで視聴できるようになるんですね!

 

試合数で言えば、スカパー!プロ野球セット が全試合なので最高なのですが、月額が高額。しかしDAZNはそれの半額以下です。

この比較はこちらの記事でおこなっています。参考にしてくださいね。

 

2020年の中日ドラゴンズが与田監督の元、大幅な得点力アップを計画中ですね。

昨年はチーム打率こそセリーグトップではありましたが、得点はリーグ5位。
打線の効率の悪さが目立った結果となりました。

 

そしてこの記事を書こう(データを見てみよう)と思った直接の原因になったのが、2020年2月に入ってから明らかに打線の組み方の考え方が変わったからです。
3番ビシエド
・2番高橋周平
・4番阿部
・下位京田

このあたりです。

データを調べているうちに、これは皆さんにも数字を共有したほうが面白いかな、と思って記事にさせていただきました。

 

2019シーズン セ・リーグ主な打撃成績

2019年終了時の各球団の主なチーム打撃成績です。

チーム打率得点出塁率長打率本塁打四球盗塁
中日.263563.317.3819034963
巨人.257663.335.42218354083
広島.254591.324.39214047981
阪神.251538.319.36294447100
横浜.246596.315.39816344940
ヤクルト.244656.329.39816757062

 

チーム打率1位ということは誇るべきことですが、このように比べてみると、決して打撃成績全般が良かったわけではありません
むしろ本塁打・四球数が大幅にセ・リーグ内で低い数値となっいるため、このあたりも得点効率の悪さにつながったと考えられます。

数字から気づけるポイント
  • 得点は巨人、ヤクルトよりも100点近く低い。(1試合あたり0.7点程度のハンデに相当)
  • 打率が高いメリットを四球の少なさが完全に打ち消しており、出塁率がリーグ最低クラス。
  • 本塁打はかなり少ないが意外と長打率は低くない。(2塁打、3塁打の数がリーグトップなため)

課題は
・四球が少ない
・本塁打が少ない

の2点が目立ちます。
ただし本塁打に関しては選手個人の能力に依存しているので、2020年に劇的に改善することはまずありえません。

 

2020シーズンにいきなりホームランを増やすのは無理

ホームラン数が少ないことがありますが、これは広いナゴヤドームを本拠地にしているのが原因。
1年程度で改善が期待できるものではありません。

・本塁打を増やそうと期待するのは無理

今年はそう考えるしかないと思っています。

2塁打、3塁打の数はリーグトップですので、これもこれ以上の改善はあまり期待できないものでしょう。

2020年での無茶な改善は期待しないとしても、2021年からナゴヤドームにホームランテラスを設置することが前向きに検討されているようです。
そこに向かって今年は下準備をするまでではないでしょうか。

 

四球の数は改善できる

四球の少なさは選手各々のバッティングスタイルが原因なことがほとんどです。

ドラゴンズの選手での四球数値を調べてみました。

選手名四球数打数四球率出塁率長打率
ビシエド415940.069.374.496
大島506230.080.376.380
福田323520.091.358.519
高橋374710.079.345.430
阿部314840.066.337.405
平田384070.093.350.425
京田375740.064.302.314
加藤92450.037.258.286
井領31030.029.311.400
遠藤51200.042.314.396
藤井111540.071.279.312
堂上132170.060.262.446
アルモンテ81740.046.362.506
木下拓5980.051.289.364

 

代打のメンバーの四球率が低いのは、代打の場面では初球からの強気のヒッティングが求められるからでしょう。

四球の少なさは出塁率の低さにつながり、長打率の低さにもつながります。

数字から気づけるポイント
  • 加藤捕手は四球を増やしたい。
  • 阿部選手と京田選手も四球を増やしたい。
  • ビシエド選手も四球を増やしたい。

 

ビシエド選手、阿部選手は打順的に返す役割が多いせいもあるでしょう。
しかし2020年シーズンは、四球でつなぐ意識も求められそうです。

加藤選手、京田選手に関しては他の控えの選手のほうが数値が良い場合も多いため、現段階では他の選手との競争。レギュラーが保証される成績ではないでしょう。

 

与田監督の発言 打線の組み方

与田監督「聖域なき打線改革」
https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/chshimen/CK2020021402100017.html

ここまで行われたテスト内容
  • ビシエド3番
  • 高橋周平2番
  • 阿部4番

今年は与田監督も打線を大幅にテコ入れすると宣言しています。

これは去年は打者の各々が数値をだいぶ向上させたにも関わらず、得点力が不調だったためです。

打線の組み方に問題があったと認識している

とも発言しています。

ちなみにセイバーメトリクスで言われる「最も得点効率がいい打者の並べ方」は以下のイメージです。

セイバー理論での理想の打順の組み方
  • 1番 最も優れた打者 出塁率が高い打者
  • 2番 最も優れた打者 併殺が回避できると好ましい
  • 3番 打力2番手グループの打者 2アウトランナー無しでの場面が多いため最強打者をここに置くのは最適ではない
  • 4番 最も優れた打者 長打率が高い打者
  • 5番 打力2番手グループの打者
  • 6番 5番打者の次点の打力の打者
  • 7番 6番打者の次点の打力の打者
  • 8番 7番打者の次点の打力の打者

セイバー理論自体は説明が難しいので、詳しく説明されているページをご参照ください。

 

うーんこういうセオリーを記載してみると、現在のドラゴンズの新オーダーはセイバー理論によるものでも無さそうですね。

・3番ビシエド → ビシエド選手は最も優れた打者だと思います・・・
・2番高橋周平 → 併殺は回避できなさそうな走力です・・・
・4番阿部   → 長打力が高くないです・・・

もしくは現在のオーダーもまだ開幕までにテストしたい打順の1パターンなのかもしれませんね。

 

2020ドラゴンズの理想の打順が見たい!

昨年の成績を元にした、セイバー理論だけで考えてみた打線を組んでみました。

ドラゴンズ守備位置

打順選手名四球数打数四球率出塁率長打率OPS
1番ビシエド415940.069.374.496.870
2番大島506230.080.376.380.756
3番平田384070.093.350.425.775
4番福田323520.091.358.519.877
5番高橋374710.079.345.430.776
6番阿部314840.066.337.405.742
7番堂上132170.060.262.446.708
8番木下拓5980.051.289.364.652
控え京田375740.064.302.314.615
控え加藤92450.037.258.286.543
控え井領31030.029.311.400.711
控え遠藤51200.042.314.396.710
控え藤井111540.071.279.312.591
控えアルモンテ81740.046.362.506.868

 

セイバー理論のセオリーだとこんな打順ではないでしょうか。
大島選手とビシエド選手が逆なほうが「2番最強」となり現在のメジャーに近い気がしますが、セオリーに乗ってゲッツー回避を考慮してみました。

ぱっと見た感じ、去年レベルの数値を残してくれるのであればたしかに効果が高そうな打順ですね。
今までの常識で考えると「ビシエド1番」なんて監督が大ブーイングを浴びそうです。
これは福田選手(もしくはアルモンテ選手)が4番に座れるのであれば、有効な打順として機能するはずです。

ファンとしたらツッコミどころとなる不安は多いです。

  • 福田選手が1年間この成績をキープできるのか?
  • 堂上選手が2019年の長打力をキープできるのか?
  • ベテランの衰えは大丈夫か?
  • 若手の成長もあるだろう

などの材料により、シーズン中はまったく通用しなくなる打順だと思います。

 

 

2020年のドラゴンズ打線はまったくの戦力不足だった今までとは違い、起用方法へ課題が移っています。
すなわち戦力としては2019年よりもかなりアップしたということ。

「聖域をつくらない」という発言の通り、2019年よりもさらに各選手が機能してくれることを応援したいですね。

 

2020中日ドラゴンズの先発ローテーションについても考えてみました。よろしかったらこちらの記事もよろしくお願いします!

 

 

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よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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